「ヒプステ」という言葉を見かけて、「どんな作品なの?」「ヒプマイとは違うの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
ヒプステは、男性声優によるキャラクターラップ音楽プロジェクト「ヒプノシスマイク」の舞台版です。
個性豊かなチームとキャラクター、ラップを軸とした表現を、生身の俳優による舞台で楽しめます。
この記事では、原作プロジェクトの基本から6つのディビジョン、舞台版ならではの見どころまで、初めて触れる人に向けてわかりやすく紹介します。
ヒプステとは「ヒプノシスマイク」の舞台版
ヒプステとは、舞台シリーズ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stageの通称です。
原作ファンの間で使われている「ヒプマイ」という略称と同じように、舞台版は「ヒプステ」と呼ばれています。
シリーズの初演は2019年11月。
演出を植木豪さん、脚本を亀田真二郎さんが担当し、ナレーションは山寺宏一さんが務めています。
原作のキャラクターやチームを、生身の俳優が舞台上で表現するのがヒプステです。
音楽プロジェクトとして生まれたヒプノシスマイクを、舞台ならではの空間と演技を通して体感できるシリーズと考えるとわかりやすいでしょう。
原作「ヒプノシスマイク」はどんなプロジェクト?
男性声優によるキャラクターラップ音楽プロジェクト
原作となる「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」は、キングレコード内のレーベル・EVIL LINE RECORDSが手がける、男性声優によるキャラクターラップ音楽プロジェクトです。
通称は「ヒプマイ」で、2017年9月2日に始動しました。
原作はEVIL LINE RECORDS、シナリオは百瀬祐一郎さん、キャラクターデザイン原案・公式イラストは一為(Kazui)さんが担当しています。
「ディビジョン」は地域ごとのチーム
ヒプマイを知るうえで、最初に覚えておきたい言葉が「ディビジョン」です。
作品には地域ごとに結成された6つのチームが存在し、それぞれに地域名とチーム名があります。
キャラクターの職業や関係性、チームの雰囲気はディビジョンごとに異なります。
最初から全員を覚えようとせず、気になる地域やチームを入口にすると作品へ入りやすくなります。
ヒプマイに登場する6つのディビジョン
ここでは、6つのディビジョンを簡単に見ていきましょう。
それぞれの基本的な構成を知っておくと、ヒプステを初めて見る際にもキャラクター同士のまとまりをつかみやすくなります。
イケブクロ・Division「Buster Bros!!!」
Buster Bros!!!は、山田家の三兄弟である一郎・二郎・三郎による3人組です。
家族としての関係がチームの基本にあるため、初心者にもメンバー同士のつながりがわかりやすいディビジョンです。
ヨコハマ・Division「MAD TRIGGER CREW」
MAD TRIGGER CREWは4人組で、ヤクザ・警官・元海軍など、大人のメンバーによって構成されています。
職業や背景の異なる人物が集まっている点に注目したいチームです。
シブヤ・Division「Fling Posse」
Fling Posseは3人組です。
ポップで愛嬌のあるパフォーマンスを特徴としており、明るさや親しみやすさに惹かれる人にとって気になる存在になるでしょう。
シンジュク・Division「麻天狼」
麻天狼は、医師・ホスト・サラリーマンなどの設定を持つメンバーによる4人組です。
異なる立場で日々を過ごす大人たちが、ひとつのチームとして集まっています。
ナゴヤ・Division「Bad Ass Temple」
Bad Ass Templeは4人組で、僧侶・ミュージシャン・弁護士などの設定を持つメンバーで構成されています。
職業の組み合わせからも、個性の幅を感じられるディビジョンです。
オオサカ・Division「どついたれ本舗」
どついたれ本舗は3人組です。
お笑い芸人・教師などの設定を持つメンバーが所属しています。
チーム名も印象的で、6ディビジョンの中から見つけやすい存在です。
初心者に伝えたいヒプステの魅力
キャラクターを生身の俳優が表現する
ヒプステの大きな魅力は、キャラクターが舞台上に立ち、目の前で言葉や音楽を届けることです。
イラストや声を通して親しまれてきたキャラクターを、俳優の演技や身体表現を含めて楽しめます。
キャラクター同士の距離感やチームのまとまりが、同じ舞台空間の中で表現されるのもポイントです。
メンバーの関係性を知っている人はもちろん、初めて見る人も、立ち位置や会話からそれぞれの個性を受け取りやすいでしょう。
ラップを軸にした作品を舞台で体感できる
ヒプマイは、キャラクターとラップを組み合わせた音楽プロジェクトです。
その舞台版であるヒプステでは、言葉の勢いやリズムを、俳優の声と動きを含む舞台表現として味わえます。
ラップに詳しくなくても、最初から専門的な知識を用意する必要はありません。
どのチームの雰囲気が好きか、どのキャラクターが気になるかといった感覚的な入口から楽しめます。
チームごとの違いを見比べられる
三兄弟で構成されるチームもあれば、異なる職業の大人たちが集まるチームもあります。
人数やメンバー構成、パフォーマンスの印象がそれぞれ異なるため、6ディビジョンを見比べながら好みのチームを探せるのも魅力です。
全体を一度に理解しようとするより、まずはひとつのディビジョンに注目してみましょう。
そこから別のチームとの違いに目を向けると、作品の広がりを少しずつ楽しめます。
初めてヒプステを見る前に知っておきたいこと
ヒプステを見る前に、原作のすべてを把握しておく必要はありません。
まずは「ヒプマイの舞台版であること」「地域ごとに6つのディビジョンがあること」の2点を押さえておけば、作品の基本的な枠組みをつかめます。
余裕があれば、各チームの名前やメンバー構成を確認しておくと、舞台上で誰が同じディビジョンに所属しているのかを判断しやすくなります。
推しを事前に決めなくても、実際のパフォーマンスを見ながら気になるキャラクターを見つける楽しみがあります。
また、ヒプステではキャストが一度刷新されています。
「Battle of Pride 2023」をもって当時のキャストが卒業し、2024年3月から4月に新キャストによる『Rule the Stage -New Encounter-』が開催されました。
この公演には、全6ディビジョンの新キャストが出演しています。
そのため、作品を探す際に異なるキャストの情報を見かけても、間違いとは限りません。
キャストが変わった時期があると知っておけば、初めて情報を集めるときにも混乱しにくいでしょう。
ヒプマイは舞台以外にも展開
ヒプノシスマイクには舞台だけでなく、アニメや映画、ゲームといったメディアミックス展開があります。
ひとつの媒体に限らず、自分に合った入口から作品に触れられるプロジェクトです。
アニメはA-1 Picturesが制作し、第1期が2020年10月から12月、第2期が2023年10月から12月に放送されました。
映画は2025年2月21日に公開されています。
ゲームはiOS・Android版が2020年3月から展開され、Nintendo Switch版は2024年12月に配信されました。
舞台から興味を持ってほかの展開へ進むことも、アニメやゲームをきっかけにヒプステを見ることもできます。
ただし、ヒプステは舞台版として独立したシリーズ名を持っています。
情報を調べる際は、原作全体なら「ヒプマイ」、舞台版なら「ヒプステ」と使い分けると、目的の情報を見つけやすくなります。
ヒプステに関するよくある質問
- ヒプマイとヒプステの違いは何ですか?
-
「ヒプマイ」は「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」というプロジェクト全体の通称です。
「ヒプステ」は、その舞台版『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stageを指します。 - 原作を知らなくてもヒプステを楽しめますか?
-
原作の全情報を覚えておく必要はありません。
まずは地域ごとに6つのディビジョンがあり、それぞれ異なるキャラクターで構成されていることを知っておくと、舞台を見やすくなります。 - ヒプステのキャストはずっと同じですか?
-
キャストは一度刷新されています。
「Battle of Pride 2023」で当時のキャストが卒業し、2024年3月から4月に開催された『Rule the Stage -New Encounter-』には、全6ディビジョンの新キャストが出演しました。
まとめ
ヒプステは、男性声優によるキャラクターラップ音楽プロジェクト「ヒプノシスマイク」を原作とする舞台シリーズです。
地域ごとに個性の異なる6つのディビジョンがあり、キャラクターやチームの関係性、ラップを軸とした表現を生身の俳優による舞台で楽しめます。
初めて見る場合は、すべての設定を覚えようとせず、気になるチームやキャラクターをひとつ見つけるところから始めてみてください。
歴代公演を時系列で知りたい場合は、次の記事もあわせてご覧ください。

ほかにどんな2.5次元舞台が今後観られるか気になる場合は、次の記事もあわせてご覧ください。


